上司のパワハラでうつ病になった
といっても、被害者は私・・・ではなく、隣席の同僚の話になります。
思い出すのも辛いですが、誰かにためになればと、書き留めます。
なぜうつ病になったのか
Aさん(仮名)のうつ病の原因は上司Bさん(仮名)からのパワハラです。
そもそも、パワハラの定義(厚生労働省)は、
職場におけるパワーハラスメントは、職場において行われる
厚生労働省 都道府県労働局雇用環境・均等部(室)
① 優越的な関係を背景とした言動であって、
② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③ 労働者の就業環境が害されるもの
であり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
ブラック企業でも取り立たされますが、大企業でも普通に発生しています。
そして、繰り返されるパワハラに耐えかね、Aさんはうつ病を発症してしまいました。
具体的なことは差し控えますが、毎日執拗に詰められていれば、誰しも病気になります。
人間の心って、我慢して、我慢して、そして限界がくると、いとも簡単に折れてしまうんです。
だから、マネジメントって大事で、更に人間関係はもっと大事です。
仕事はできるのか?
結論から言うと無理です。
いずれゼロになります。
そもそも、うつ病とは
一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。
厚生労働省 みんなのメンタルヘルス
とあるように、「脳がうまく働かない」状態になります。
「働きかた改革」=「残業削減」と考えがちな昨今では、業務時間内に効率的に仕事をこなして”普通”になってしまっているので、脳がうまく働かなかったらできる訳がありません。
そうなってくると、余計に上司からの要求は厳しくなり、病状は進行します。
Aさんは、ふとした瞬間に顔がこわばり、手汗を大量にかくようになりました。
ひどくなると、5分程度でしょうか、目をカッと開いて金縛りにあったように動かなくなるのです。
その後、体から力がぬけたように立ち上がり、白い袋を手にしトイレに向かっていました。
想像するに、白い袋には薬が入っており、飲んでいたのでしょう。
冬なのにYシャツは汗でびっしょりだったので、相当辛かったんだろうと思います。
今思い出してみても、自分の無力感に胸が苦しくなります。
そんな状況であれば、仕事はできる?できない?ではなく、無理です。
更に病状が進むと
うつ病は、自分では気が付かないように進んでいきます。
初期でも、知識をもった医師やカウンセラーのサポートが必要になります。
素人が良かれと思い、「頑張って!」と声をかると逆効果だったりします。
さらに悪いことは、周囲が初期の段階で気づくのは難しいです。
私とAさんは、仕事終わりに何度も飲みに行っていました。
そんなさなか、突然「俺、うつ病って診断されたんですよ」と告白され、驚いたことを覚えています。
(情けないですが)私は気が付きませんでした。
その後、仕事上ではできる限りのサポートはしましたが、上司Bの態度は変わらず、とうとうAさんは限界を迎えます。
口数と笑顔がなくなり、辛そうにでした。
アルコールに頼っていたことも感じ取れました。
そして、ついに事件が起きます。
Aさんは、連絡手段を全削除するようになりました。
携帯電話の解約。
FacebookやLINEのアカウントの削除。
当然ですが、私も連絡が取れなくなりました。
最終的に、人事部が自宅訪問する事態にまで陥りました。
その後、どうなったのか?
人望があったAさんは、周囲のメンバーや友達の大きなサポートをうけ、職場に復帰できるようになっていきます。
しかし、結局のところ半年で退職したようです。
(私は、この時期に転勤となってしまい、疎遠になってしまいました。)
Aさんは仕事もでき、かつ人望のある方だっただけに、会社に与えるインパクトとしても大きかったようです。
おわりに
一緒に働いていた同僚が休職になると、非常に辛いです。
「なぜ、あの時・・・」
と後悔してしまいます。
もし、周囲に辛そうな人がいたなら、専門家に相談するように促してください。
また、自分が辛いと感じたなら、専門家に相談してください。
会社は、相談しても全く役に立たないです。
特に、中小企業ではもみ消しされます。
大企業でも、人事部は多忙なので、小さな案件なんて扱ってられないので、ほったらかしにされます。
自分の身と心は、自分で守るしかないです。
生きにくい世の中になりました。。。









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