田舎暮らしでもお金は必要

2022年9月2日

田舎暮らしを夢見て移住したが、地獄だった。。。

とかならないように、お金にまつわるお話をします。

田舎は安くない

田舎なら、金がかからない!

と、理想を抱くかもしれないが、それは間違いではない。が、正解でもない。

どこにいてもお金は必要だし、たくさんあるに越したことはない。

ただ、確かに田舎では生活費コストを下げる手段は多くある。

事実、国民年金だけで生活している高齢者もいる。

自給自足に近い生活をし、生活費を極限まで抑え、農業/漁業などで収入を得る。

都会では難しい生き方だ。

そんな「田舎暮らし」へ憧れるのはわかる。

ただ、安易に移住するのは、一度考え直した方がいい。

もし、子供がいたら特に注意を要する。

医療、娯楽、電化製品は都心以上にかかる

金のかからない娯楽を見いだせる人なら問題ない。

逆に、カラオケいきたい!とか、ディズニー行きたい!とかの場合は、田舎は非常に金がかかる。

これは想像にかたくない。

さらに、電化製品や医療も全国共通料金だ。

娯楽はなんとか見いだせるかもしれないが、医療と電化製品はどうにもならない。。。

教育費とか、税金とか、

子供の教育にかかる費用、

地の果てまでおってくる税金

は田舎でもガッツリ必要。

日本人の平年年収4~500万円台なら、都会で暮らすのと変わりない。

ましてや、子供を東京の大学に行かせようものなら、巨大な出費が伴う。

田舎税がかかる

役所が取る税金のことではなく、田舎に住んでいると知らぬ間に徴収される費用のこと。

たとえば、

  • 近所のお祭り費
  • お布施
  • 町内会費
  • 謎の飲み会費
  • などなど

以外に多い

また、拒否してもいいのだが、あっという間に噂が立つ。

玄関先に置かれる野菜の恐怖

事実、私の母も苦労している。

玄関先に置かれる謎の野菜

誰かのおすそ分けなのだが、誰の心遣いなのかわからない。

長年の経験と勘でなんとなくわかるが、それでも本気でわからないことがある。

そして、きちんとお返し(相手が喜ぶモノ)をしなければ、「ケチなやつ」と噂が立つ。

なんとも恐怖だ。

とはいえ、確かに貰い物が多いため、食費は浮く。

うまく付き合えば、家計の足しになるはず。

終わりに

私の同級生で、ずっと地元に住み続けている人は少ない。

みーーーんな、近隣の街や大都会に逃げていった。

田舎が悪いのではなく、小さな世界から飛び出したかったのもあるかもしれない。

私も含めて。

さて、お金面のデメリットだけ書いたが、メリットも多い。

そして、何にも代えがたい自然がそばにある感覚はいいものだ。